ついこの間お年始のご挨拶をしたばかりのようなのに

あっという間に松の内も過ぎてしまいましたね。


少々間が空いてしまいましたが今日は実家のシーズー犬

「ネネ」のお話です。


時々このBlogにも登場しているネネ、またの名を「マダム」^^;

丸顔ドングリ目が姉妹の様!?と言われプロフにも使わせて頂いてます。


実は昨年12月4日にこのネネが逝ってしまいました。

享年17歳、人間でいえば92歳くらいだそうです。

3日前に低血糖で即入院したものの幸い点滴でほぼ回復し

家族皆がほっとしていた矢先・・・

退院予定日の早朝、容体が急変してしまったのだそうです。


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母作成のカレンダーより

この頃はまだ皮膚病もなくてさらさら絹毛も健在でした。


実はここ2年ばかりは皮膚病でこんな感じに・・・
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薬用シャンプーでの治療のためすっかり丸刈りあせる

・・・寒いのでお洋服来てます。


母からの訃報を聞いた時確かにショックではあったけれど

何とも言えない「妙な感覚」がずっと消えませんでした。


でも実家に帰省したらすぐにその原因が判りました。


両親とコタツに当たりながらお茶を飲んでいる時・・・

台所でご飯を支度してる時・・・

留守番をしている時・・・


とんとんと背中をたたく前足・・・

扉を開けてと鳴く声・・・

日だまりで心地よげに紡ぐ寝息・・・

いつの間にか寄り添っている暖かな気配・・・


それらがみな記憶の中だけのものとなり

もういつまで待ってもやってくる事はないのだという事を

頭では分かっているつもりでもどこか納得できていなかったのだと。


そして、ネネが本当にたくさんの楽しい思い出をくれた事にも気付かされました。

そのどれもが思わず口元が笑っちゃうようなものばかり・・・

人間がお世話して来たつもりでいたけど本当はネネから沢山和ませてもらってたんだなぁ

両親がネネに向かって私の事を「お姉ちゃん」と言っていたけれど

本当のお姉ちゃんはネネだたのかもね(笑)


ネネが逝ってしまった後しばらくはあちこちからずいぶんお悔やみと励ましを頂いて

両親は少し驚いたようですが、

 「みんなに可愛がってもらったのならネネも満足だと思うわ」

とどこか晴れやかに笑って母が言っていました。


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時には大型犬相手に「わんっビックリマーク」の一声で下がらせちゃう事もあったネネ、

いつまでもクヨクヨしてるとまた後ろから「わんっビックリマーク」と窘められそう?なので

涙は流さず「ありがとう」の言葉と一緒にお花を供えてきました。


PC越しに可愛がって下さった皆様、

遅ればせながら本当にありがとうございました。